数字を使って、
実績を打ち出したり、報告をしたり、、経験ありますか?
私はめちゃくちゃありました!
今も、あります。
今回は、『見せ方次第で印象が変わる数字のマジック』についてお話します。
悪用厳禁です |ω・)
数字は“どこをどう切り取るか”が大事。
結論から先に言うと、
数字は
“どこをどう切り取って”
”どう評価して報告するか”
がポイントです。
どういうことか、私の経験を例に説明します。
例1)売上げ合計で勝負できないとき
私はシステムエンジニアをしていた頃、一人プロジェクトだったことが多かったです。
プロジェクトリーダー会議で売上げを報告することが毎月あったのですが、一人プロジェクトなので、売上げ合計はどんなに頑張っても、プロジェクトメンバーが10人20人といるところに比べると見劣りするのです。
会社なので、リーダー一人に対しての売上げ総額が評価の基準の一つになると、、もうね、、私の評価はなかなか上がらないワケです。
そんな場合はどうするのか?
例えば、「利益率が高い」「原価率が低い」ことをアピールする。
売上げが高くても低くても、利益率や原価率の計算は同じなので、「何%」という見え方は平等な評価になります。
SE時代、売上げも大切でしたが、プロジェクトとして利益があるのかないのかが、プロジェクトの存続に関わっていたので、リーダーやマネージャーになるにつれて、利益率や原価率を意識する(させられる)ようになりました。
例えば、前年同月比の伸び率でアピールする。
「売上金額が○円アップ」ではなく、「前年同月比3倍!」と伝える。
前年同月が50万円で今年同月が200万円だと売上げは4倍と見せられます。
ぶっちゃけ、1,000万円の売上げを4倍にするのはすごく難しいですが、50万円の売上げを4倍にするのは頑張ればできそうですし、5万円が50万円になったら10倍ですからね (*^^)v
例2)お客さまへよい数値の報告ができない場合
お客さまの数値データの分析をしているときに、なかなか良い結果になっていないときどう報告してますか?
もちろん、ウソをついても仕方がないし、数字はウソをつかない…ので、ありのままの事実を報告することになります。
が、よくない報告だけ聞かされるのも・・・ということもあるので、私はその数値の中でよい部分も必ずお伝えします。
例1と似ていますが、「○○率」というパーセンテージや前回からの比較をしてよかった点とその理由を報告します。
その際、お客さまはその分野の専門家ではないため、私たちが報告したその数値がいい値なのか悪い値なのかの判断ができないことが多いです。
なので、
「一般的な平均値はこれで、それに対して○○」
とか
「通常、目標は○○を目指すことが多く、□□になっている」
とか
わかりやすくお伝えすることもポイントです。
例3)実績を伝える場合
もし、「私には大した実績がない」と思っているなら、
わかりやすく、具体的な数字で答えてください ^^
実績を語るとき、「あなたのストーリーを語ろう」と言われることもあります。
もちろん、それも大切。
ですが、
何者でもないあなたのストーリーを聞いてもらうための裏付けとなる数字を語って『聞く姿勢』になってもらうことが先なのです。
数字も見せ方次第で印象が変わる!
よく聞く言葉ですが
数字はウソをつかない。
まさにこれです。
1cmは誰が見ても同じ1cm
だし、
1日はみんな同じ24時間
だし、
1kgは綿も鉄も同じ1kg
です。
その数字を説明するときに、どのように使うのか。
この数字は本当によい評価をしていいの?逆に悪い評価だけなの?
いろいろな角度から見て、どこをどう分析評価して伝えるのか。
たくさんの観点から
「どう使えるかな?」「どう伝えるかな?」「どう伝わるかな?」
と考えてみてください。
数字にまつわる音声をお聴きください
参考になったらうれしいです♡
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