Mindset

耳鼻科で華麗にセールスされました

先日、生まれて初めて耳鼻科に診察に行きました。

耳鼻科と眼科はニガテでして…
「あ゛ーーー (>_<)」「う゛ぅぅ。。。(+_+)」
と、大のオトナが思わず声を出すという…失態を毎回しています。

今回は、私が耳鼻科で体験したことをマーケティング目線で解説していきます!
きっと勉強になりますので、最後までお読みください m(_ _)m

耳鼻科で華麗にセールス!?とは

間違いなく、「売ってやろう!」と思ってのことではなく、私たち患者側を安心させるため、クレームに繋げないためのナチュラルな対応なのですが、敢えて、マーケティングに寄せていきます (*^^)v

診察室に入ってすぐ信頼構築

看護師のおばちゃんがみんないい人!

優しいし、ちょっと面白いし、超絶人見知りの私も思わず、オープンマインドになり、愛想よく受け答えしちゃいました。

レントゲンを撮るときも、「技師さんがいないから全部私たちでやってるんですよー」と聞いてない情報(笑)をブッコんでくる。

さりげなく距離を縮め、相手の心を開く。
瞬時に信頼を構築

 

診察中の華麗なるクロスセル

クロスセルとは、
対象商品と別のアイテムの購入を促すもの
例)
ハンバーガーを買って「ポテトはいかがですか?」
とか

スーパーやコンビニのレジ横のグミを思わず買っちゃう

先生に診察してもらったあと、先生から
「もっと詳しく見たいからレントゲン撮りましょうか」
と提案。

鼻づまりでレントゲン!?

と思ったけれど、先生が言うなら・・・とレントゲンを撮り、

レントゲンの写真を見ながら症状を説明してもらい、
「アレルギー検査したことある?
アレルギーが原因だと思うけど、ちゃんと検査したほうがいいよ」
と提案。

20年以上前にアレルギーの検査をしただけなので、やってほしかったということもあり、アレルギーの血液検査をすることになりました。

鼻の中をグリグリとする診察だけと思っていたところ、
レントゲンとアレルギー検査という、別の検査をすることに。=クロスセル

さりげなく見えて、念押しのネガ消し

事前に、

アレルギー検査は検査項目によって費用が変わります。だいたい○円~○円程度

ということがツラツラと注意書きされたプリントを、吸引機している間に読むように言われ、
終わった後も「読みました?」と確認。

さらに、血液検査の前、採血前にも金額について念押しされました。
そして、看護師さんは最後に、「ちなみに、カードも使えます ^^」とも。

きっと、「診察費用がかかった!」というクレーム防止の意味があるのでしょうね。
「どれくらいかかるんだろう?」
「やっぱりやめようかな?」
「会計の時にお支払いできるかな?」
という不安を事前に説明している=ネガ消し

ちなみに、「今日、現金もちゃんと持ってます!」とドヤったワタシ… (^^ゞ

 

いざ、採血!のあとに気づいたらアップセルされてた!!

無事に採血が終わり、看護師さんからアレルギー検査の項目について説明がありました。

通常はこの括りでこの項目がわかるよ。
ペット買ってる?買ってないなら動物アレルギーいらないね
食物アレルギー気になるのある?ないなら食物アレルギーの検査もいらないね
甲殻類アレルギーも検査する?知っちゃうとごはん食べれなくなるもんね

など、会話を繰り広げ、

「一般的なアレルギー検査はこれだけで、○円なんだけど
不要な項目を削ると〇円になるよ」

と、実はここでさりげなくアンカリング(笑)!

アンカリングとは
価格や条件の提示において、最初に提示する価格や条件を「アンカー」として、その後の購買行動や交渉結果に影響を与える心理効果や交渉手法
例)
これだけのことを一つ一つやろうとすると○○円かかります
でも、今回まとめてやるコースにすると○円引きの□□円になります
とか
通常、このサービスを受けようとすると大手だと○○円かかります
当社の場合、△△の理由で一般的な価格から○円引きの□□円になります

一通りの説明を聞き、検査しない項目を削ったのち、

看護師さんは、な、なんとっ!

「でもね、○種類と□種類だと2千円しか変わらないのよ
あとね、これだけ入って(全項目乗せ!)この値段っていうのもあるよ」

と、隠し玉を私に見せるではないかっ!?

「え?2千円しか変わらないなら、もう今後20年はアレルギー検査しないと思うから、全項目やります!」
と私・・・( *´艸`)!

一般的なアップセルとは
一度決済をしたあと、つまり購入後に、追加でより高額な商品の購入を促すこと。
なのですが、
今回の私の場合は、
アレルギー検査の項目を検討している段階で、より検査項目の多い(高価な商品やサービス)を提案して決定させる=購入前アップセル

まんまと・・・ではなく、先生や看護師さんに勧められるままに、鼻のレントゲンを撮り、アレルギー検査をして帰ってきたわけです。

家に帰ったら「治療の点数稼ぎじゃないの?」と言われましたが、例えそうだとしても、私としては納得して(満足して)帰ってきたので、何も文句はありません (^^)/

 

 

まとめ

私の耳鼻科初診察日記を最後までお読みいただきありがとうございます!

今回の耳鼻科の診察は、アレルギー検査もしてもらうつもりだったので、全然OKの流れではあるので、誤解なきようお願いします ^^

 

かなり強引にマーケティングに結び付けている箇所もありますが、意外と私たちは普段から、セールスをされています。

逆に、あなた自身も、友達や家族を含め周りの人にセールスをしています。

「ごはん食べに行こう」「どこか遊びに行こう」もセールスと言えば、セールス。

ただ、注意しないといけないのは、
“我を相手に押し付ける”行為にならないようにすること。

目の前の人のお役に立てることを提案する

これがセールスの基本です。

私は
セールスとは貢献であり、尊い行為
と教えてもらったことがあります。

私のクライアントさまもセールスが得意な方がたくさんいらっしゃいますが、

お客様のことを一番に考え、
お客様のお役に立てること、喜んでくれること

をひたすら考えていらっしゃいます。

参考になったらうれしいです♡

 

 

 

メルマガ登録はコチラから